エドワード・ゴーリーを巡る旅

今回は『エドワード・ゴーリーを巡る旅』という美術展へ行ってきました。

4/8~6/11の間、渋谷区立の松濤美術館で開催していました。

私はこの美術展を学校の廊下にあるポスターで知りました。


もともとエドワード・ゴーリーの絵本が好きだったので、

期間ギリギリでしたがなんとか行ってきました。



〈行ってきた感想〉

展覧会は

1章 ゴーリーと子供

2章 ゴーリーが描く不思議な生き物

3章 ゴーリーと舞台芸術

4章 ゴーリーの本作り

5章 ケープコッドのコミュニティと象

の第5章まで分かれていて、ゴーリーの生涯と共に主に絵本の原画が展示されていました。

絵本で見ていた絵が実際に絵のタッチまで細かく見れて、感動しました。

また、私の読んだことのない絵本の原画も展示されていて、楽しかったです。


美術展では、絵画だけでなくゴーリーのことについても詳しく説明がありました。

ゴーリーは子供が不幸になる絵本を多く描いていたので、私の想像では冷酷な人物像がありましたが、説明によると温厚で動物と本が大好きな人物だとわかり、想像していた人物とはかけ離れていて少し驚きました。


ゴーリーの絵は日本画にも影響を受けているらしく、空白の使い方がとてもうまかったです。

また、絵の工夫として、細かく描きすぎないことで内容を読み手に考えさせるように作られており、エドワード・ゴーリーの絵本が愛される理由がよくわかりました。

今回の美術展はもう終わってしまいましたが、次回がありましたらぜひ行ってみてください

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